人の神経を逆なでするイライラさせる人っていますよね。特に社会人になると職場に1人ぐらいは確実にイライラさせる人はいます。
「あの人さえいなければ楽しい職場なのに・・・」と悩んでいる人もいるのではないでしょか。
イライラさせる人は「絶妙なタイミング」で「絶妙にムカつく表情」で「絶妙にムカつく言い方」をしてきます。
まさに悪魔的。
人をイライラさせるのが得意な人の特徴を見ていきます。
人をイライラさせる人の特徴
人をイライラさせる人は、ある程度同じような特徴を持っています。これからお伝えするような人が、一つの職場に1人はいるので、困るのです。
同じ職場に加えて「仕事で絡まないといけない」人の場合は死活問題ですよね。
ありえないぐらい空気が読めない
人をイライラさせる人の一つ目の特徴は「信じられないぐらい空気が読めない」。イライラさせる人は「無意識」に相手をイラつかせます。
イラつかさせられている立場からすると、「悪びれることなく人をイラつかせているその態度もムカつく」のです。
無邪気。あくまで無邪気に人をイライラさせてきます。
こういう空気が読めない系のイライラさせる人は、ありえないぐらい空気を読むことができません。
例えば、会社の飲み会などで、「無神経な発言」をします。
「そういえば、キミは彼氏いるの?」と普通に聞いてきます。「え、いやあの・・・」とはぐらかしていると
「あぁそうか、いないのか!もういい年だから仕事だけじゃなくプライベートも頑張らないとダメだな!」と大きな声で言ってくるのです。
周りを見てみると「誰もが気まずそうな顔」をしています。人をイライラさせる人はそんなことは全く気にもせずに
「〇〇くん昔は可愛かったんだけどねぇ。最近ちょっと太ったんじゃない?あ、これはセクハラかな?アハハ」などと追い打ちをかけてきます。
あまりのイライラに気を失いそうになりますよね。
世界は自分のために回っていると思っている
次の特徴は「自己中」。人をイライラさせる人は、世の中は自分中心に動いて当然だと思っています。そのため「自分に甘く、他人に甘い」のです。
イライラさせる人のなかで、「周りに気を使っている」人はいません。
仕事でいうなら「他人のミスはダメだけど自分は良い」という具合です。もう判断基準がブレブレなのです。
自分が15分職場に遅刻してきたときは「電車が遅れててさぁ」とヘラヘラしながら言い訳をしますが、他人の場合は厳しいです。
他人が遅刻をすると
「5分遅刻。周りに迷惑をかけないように自覚を持ってください」などと一丁前に言ってきます。
「いやいや!お前も遅刻してたやろ!15分も!」とイライラさせられます。
自己中なタイプの人が近くにいると、高確率でイライラさせられることになります。
声が驚くぐらいに耳障り
次は「声」です。自分のなかで「どうしても受け付けない声」はあります。鼻声で喋ってくる人が嫌いだったり、高い声だったり、人によって「何か嫌いな声」はありますよね。
私の場合は「男性のゆったりしゃべる低い声」を聞くとなぜかイライラします。
「もっとチャキチャキしゃべらんかい!」とイライラしてしまうのです。このように人によっては「特定の人の声を聞くと、自分でも驚くぐらいにイライラする」ことがあります。
これは往々にして「その声を発している人が嫌い!」ということもありますが・・・。
声は意外と重要な要素です。仲良くなる人も、知らず知らずのうちに「聞き心地の良い人」を選んでいることもあるのではないでしょうか。
あの人はなんかイライラする、と感じている人は一度声にも注目してみてください。原因が分かると「もっとイライラ」しますよ。
人によって態度をコロコロ変える
八方美人な人にイライラする人も多いです。人によって「別人のように」態度を変えるのです。
さっきまで低い声で「あいつムカつくよね」としゃべっていたのに、職場でイケメンが近づいて来たら
「イケメンさーん!!チョコでも食べますぅぅ?」と3オクターブ高い甘えた声で話す女性もいます。
さらに男性上司の場合だと「可愛い女の部下にだけ異常に甘い」場合もあります。当然ながら自分には信じられないぐらい厳しいです。
可愛い女の部下が失敗しても、イライラさせる男性上司の場合は「チャンス」とばかりに可愛い女の部下に優しくします。
「そんなに気にしなくていいよ。責任は俺が取っとくからさキリッ」という気持ち悪いことを恥ずかし気もなく言います。
しかし他の人が失敗すると
「あのさぁ、そんな簡単な仕事で何で失敗するの?ちゃんと確認した?俺の仕事増やさないでくれよ!」と怒ります。
このように人によってコロコロ態度を変えている人が身近にいると確実にイライラします。まだ自分に対して「良い対応」をしてくれるのなら良いですが、「自分にだけ態度が悪い」場合はイライラが止まらなくなります。
「何で私にだけ厳しいんだよ!おかしいだろっ!」とイライラが止まりません。
・関連記事:女性部下になぜか嫌われる男性上司の特徴
なんか顔がムカつく
最後は「どうしても生理的に受け付けない人」。簡単にいえば「顔を見るだけでイライラする」人です。DNAレベルで自分とは合わない人はいます。
世の中広いので、「顔を見るだけで、存在自体がイライラする」人はいます。残念ながら。
こういう人が偶然、自分の身近にいることもあります。何かをされたわけでもないですが、その人を見ているだけで何となくイライラする、ということはありませんか?
これは仕方ありません。
お互いに育ってきた環境が違いますし、食べ物もセロリが好きだったり、そうじゃない場合もあります。
もはや「どうしようもない」のです。
ただ「イライラする」から「恋に変わる」こともありますよね。今までのイライラは、すべて相手が気になるからイライラしていたという「月9のようなラブストーリーに発展する相手」かもしれません。
そういう風に考えたほうが人生楽しいですよね。
人をイライラさせる人の対処法
それでは最後に「イライラさせられる人への対処法」をご紹介します。
現在進行形でイライラしている人は、この対処法を読んで自分に合うものを選んで実践してみてください。
他人のことは気にしない(圧倒的自己肯定感)
イライラさせられる人への対処法として真っ先に試してほしいのが「自己肯定感を高める」ことです。
すると他人のことがあまり気にならなくなります。
あくまでも「自分のことに意識を向ける」のです。そうすることによって「他人への妙な淡い期待」をしなくなります。
つまり「どうせこの上司は可愛い女の部下には優しいんだろ。まあ勝手にやってくれ」
といった感じです。他人の行動や言動によっていちいち自分がイライラしていたら、誰だって身体が持ちません。
「気にしない」というのは「相手に期待しない」というのと同じ意味です。
相手に期待しなくなると、イライラもしなくなります。
例えば雨が降ってくるときに「何で雨が降るんだ!雲のバカヤロー!」と本気でイライラする人はいないですよね。
「そういうものだ」と考えることによってイライラしなくなります。
「自分だけに意識を向ける」というのは「自己肯定感を高める」ことにつながるので、長期的に考えると、この対処法が一番良いです。
自己肯定感が高まると、ちょっとやそっとのことでイライラしなくなります。
イライラさせられる相手と仲良くしてみる
次の対処法は「逆に仲良くしてみる」。この方法を取るときは「ゲーム感覚で楽しんでみる」という気持ちが必要になります。
「なんで私があんな奴と仲良くしなきゃいけないの!」と真面目に考えてしまう人には厳しいかもしれません。
・関連記事:真面目すぎる人の特徴~シンプルにつまらない~【直し方】
ただよく考えてみてください。イライラさせられる相手というのは「嫌いな相手」ですよね。
こちら側が嫌いということは「相手も同じ」可能性が高いです。
お互いに憎み合っている状態なので、イライラするのは当然といえば当然ですよね。
そこで思い切ってイライラさせられる相手と仲良くしてみます。コミュニケーションを取ってみたら「意外と悪い人じゃなかった」というのもあり得ます。
最初はもの凄く大変ですが。
意外と多いですよね。仲良くなったら相手の悪い面もそこまで気にならなくなったというのは。
人生のなかでできれば「イライラする時間」というのは減らしたほうが良いので、「最も効果的」なのはイライラさせられる相手さえも、自分の味方へ引き込むことです。
職場にいてどうしよもない場合は転職
最後は「どうしようもない場合」です。このときは「物理的にイライラさせられる相手から離れる」必要があります。
最初は職場内で「相手の近くに寄らない。顔を見ない」ようにします。
それでも相手へのイライラが止まらない。それが恋ならいいのですが、どうやら違う。
そういう場合は「思い切って転職を考える」ようにしましょう。職場を変えることで「一気に空が晴れたようにストレスから解放」されることがあります。
退職願を出して、その帰りの電車の中では「気分爽快」な気持ちになっていますよ。
仕事なんていくらでも替えがききますし、「どうしよもない」というときは身体の調子を崩す前に早めに辞めるのも全然ありです。