劣等感が強い人特徴
劣等感が強い人って、第一印象から何となく分かりますよね。私は他人のオーラが見えたりしませんが、何となく劣等感を持っている人は見分けることができます。
皆さんも同じように、パッと顔を見ただけで「この人、劣等感持ってそうだな」と「他人の場合は」見分けることができるのではないでしょうか。
ただ現在進行形で劣等感を持っている人は逆に、「あの人は劣等感を持っているな」と思われているかもしれません。
無意識に劣等感が出ている人は「結構重症」です。
劣等感が強過ぎる人の場合は「劣等感の塊」になっています。何をするにしても、「無意識のうちに」劣等感を持ってしまうのです。
街を歩いていて、「すれ違う人からただ見られているだけ」なのになぜか劣等感を持つ場合もあります。「馬鹿にされてる」とか。すれ違うときに見られることは誰だってありますよね。
もし自分のことを「ガッキー並みの美人」と思っているポジティブな人の場合だと、同じシチュエーションでも
「また男どもが私の可愛さにつられてジロジロ見てるわ。・・・美人もつらいわね」と「超解釈のプラス思考」をしています。
実際のところは、両者とも「何となく」通行人から見られているだけです。自分を相手の立場に置き換えたら分かりますが、街を歩いているときに、周りのことなんか「風景」としてしか見てないです。
そのため「相手から見られているだけ」で劣等感を持つ必要はどこにもありません。
劣等感が強すぎる人は次のような特徴を持っているが多いです。
- 自己評価が低い
- 周りの視線を気にしている
- 嫉妬深い
それでは具体的に一つずつ見ていきましょう。
自己評価が低い
劣等感の塊の人は「異常なぐらい自己評価が低い」です。学校の試験でいうと「自分で勝手にマイナス20点を付けてスタート」しているのです。
誰かに言われてマイナス20点からスタートしているのではなく、「自分で」自分のことをマイナス20点と勝手に評価しています。
このような人は「そもそも自分のことを正しく評価できていない」です。
自己評価のスタートラインが「マイナスからスタート」なので、劣等感を全く持ってない人でもそのスタートラインに立つと劣等感を持ってしまいます。
周りにいませんか?
一般的に見ると厳しい環境にいるのに、全然劣等感を持ってない人。こういう人は自分のことを正しく評価して、「自己評価が高い」のです。そのため、ありもしない劣等感を持つことはありません。
自己評価が高い人は「劣等感を持つ」という発想がそもそもありません。自己評価が高いと「何で自分が劣等感を持つ必要あるの?罰ゲームですかそれ?」という感覚です。
周りの視線を気にし過ぎ
劣等感が強すぎる人は、周りの視線を気にし過ぎています。周りの視線を気にするのは良いのですが、肝心なのはその先です。
周りからの視線を「プレッシャーに感じたり」「ネガティブに感じたり」している場合が多いです。
周りの視線を気にしている人のなかには、劣等感とは真逆の感情を持っている人もいます。
ナルシストと呼ばれる人たちも「周りの視線」を気にしています。ただ大きく違うのは、ナルシストの人たちは「周りから自分は良い風に見られている」と感じている点です。
実際には周りから、「なんだアイツ」と見られていても、ナルシストな人は「また私は注目を集めている・・・魅力があり過ぎるのも困るなフッ」と感じているのです。
劣等感が強い人は、「自己評価が低いため周りからの評価を重要視」しています。
「自分の評価よりも他人の評価を優先しいてる」人もいるぐらいです。劣等感が強い人は無意識にこの状態になっていることもあります。
他人からの評価ほどあてにならないものはないのに、他人からの視線や評価をもの凄く気にしているのです。
他人からの評価は「基本的には低い」です。それを軸に考えているので、どうしても劣等感が強くなります。
嫉妬深い
劣等感を強く持ってしまうときに「嫉妬」の感情が入るとやっかいです。今までは特に劣等感を持っていなかった人でも「嫉妬深くなる」と劣等感を持ってしまうこともあります。
嫉妬深くなるときといえば下記の2つのケースが多いです。
- 恋愛
- 仕事
この2つが絡むことが多いですよね。
恋愛の場合は「自分にはあの女性は高嶺の花だし・・・」とか「あのカッコいい人にはキレイな彼女がいるし・・・」とか。
恋愛は盲目になるだけではなく、自分に対して劣等感を抱かせることもあります。
「自分には無理」と考えてしまう時点で劣等感を持ちやすいシチュエーションですよね。特に学生時代や20代のころに抱きやすい感情です。
また恋愛のゴールである結婚でも「隣の芝生は青く見える、いや青く見えすぎる」と劣等感を持つようになります。
仕事の場合は「出世」が絡みます。周りの同期が順調に出世していくなか、「自分だけが全然出世できない」というのは男性にとっては大きな挫折です。出世なんて気にせずに「まあ給料さえもらえればいいや」と感じることができたらいいのですが、ちょっと難しいですよね。
仕事の場合は明確に「序列」ができます。しかも20代や30代前半のうちはそこまで出世に差は出てきません。
キツイのは40代や50代です。下手したら定年するまで男性にとっては「仕事」というのは劣等感を抱きやすいものです。
すっと仕事を頑張ってきて「中年」になってから「自分の出世の限界が分かる」とガクッと落ち込む人もいます。仕事は毎日会社に行って出世している同期とも顔を合わせないといけません。劣等感を感じる相手と職場で毎日会っている人は劣等感を持ちやすいです。
さらに同期や後輩にも出世競争で負けて、その人たちの部下になったときは大きな劣等感を持つことになります。